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旧ディジョン日記(移転しました)

以前フランスの地方都市ディジョンでフランス語を学んでいました。

ペタンク日記(球を選ぶ)

ペタンクのことを話題にします。ペタンクを知らない人は、他のペタンク関係の記事からお読みになっていただくことをお奨めします

 実は、今週から学校等の休みの2週間に入っています。この間、旅に出るつもりでしたが、どうもその予定が立たない…というのも、旅行もいいがこっちも良いなぁ…という具合に邪魔する要因が一個あって、それは…

ペタンク!

 旅行の計画などそっちのけで、金・日・月・火と4日間ペタンク三昧の生活です。フランス旅行も確かにフランスにいる間にしか出来ないが、フランス人とペタンクをやるのも、勿論フランスにいる間にしか出来ない…。旅行もペタンクも、どちらをとっても今この時にしか存分に出来ない…ということを考えると、嬉しい葛藤です。

 まぁ、完全にフランス人の輪の中に入るのが抵抗なくなっている程、ペタンクに通い続けている留学生は、ディジョンでは僕ぐらいしかいないので、皆が皆同じ様に出来るわけではない留学スタイルだなぁ、とは思います。これは改めて考えてみると、僕の特権と言っても良いと思います。

 まず第一に言葉の壁も同時に乗り越えなきゃいけませんし、ペタンクという競技に対するある程度の情熱も必要です。じゃなきゃ輪の中には入れないということを実感します。「続けるかどうか分らない、初心者は入れれない」と言われたこともあるんです。ハイシーズンになると、ゲームが出来る順番待ちの人も出てきたりするので、ゲームが成り立つかどうか分らない様な初心者を入れるわけにはいかない。当然といえば当然ですよね。

 じゃあ、僕は何で入れるのか?やっぱり、始めたばかりのころの幾つかの偶然と、その偶然を逃さずに通い続けて練習した結果だと思います。

 約半数ぐらいのオッチャンが僕の名前を覚えていてくれますし(さとしではありませんよ)、よく会うオッチャンには挨拶の握手は欠かせません。ここ数日、投げすぎで背筋に軽い疲労が残ってます。旅も良いけど、ペタンクでオッチャンたちに絡むのも楽しいので、旅のほうは半分投げやり…どうなってもいいかもと思ってます。

 ペタンクは日本に帰っても続けようと思っています。生涯スポーツとして、また気分転換として、付き合いは長くなりそうです。1時間も激しいスポーツをやれば、ぐったりと疲れが残るものですが、ペタンクは激しい運動を必要としないので、気分転換には最適です。日本ではマイナー・スポーツであっても、独りでも練習出来る利点があるので、気にはならないかな、と思います。



ここから先は、これからペタンクを始めようと思っている人に向けてです。ボール選びについて僕の経験・実感です。

 実は、球2組目を買っちゃいました…フフフ。
JBobut.png
 左側にある3球が、1組目(製造メーカーは「JB」)で以前から持っていたもの。
 右側が、新しく買った2組目(メーカーは「OBUT」で、ペタンク用品の最大手です)。

 これらは、いわゆる「公式球(les boules homologuées)」で、公式試合に使用できる球です。homologué は「認可された」という意味です。僕が通っている場所では、皆が皆、公式球を使っています。彼らとペタンクをするには、同じ様にする必要があるなと思い、1組目から既に公式球を揃えていました(以前にも書きましたが、レジャー用と比べて、高めです)。公式球には、重量・メーカー・型番が刻印されています。
710690.png
 左が710g、右が690gということです。

・何で2組目を買ったか?

2組ともペタンクの球を日本に持って帰るつもりでいます。こんなもの、ハッキリ言って荷物になるだけです。しかし、何故このタイミングで2組目を買ったか?要するに…

僕の手に対して、1組目の球が大きすぎた

という理由です。1組目がどうも投げる時にすっぽ抜けることが多く、オッチャンのひとりに相談したところ、「君の手にはこの球は大きすぎる」と言われたのがキッカケでした。親切にも、このオッチャン、マイボールを貸してくれて、「試しにコレで練習してみな」と言ってくれたんですよね。蛇足ですが、このオッチャン、ボールマニアです。20組以上持っていて、いくつ持ってるか分らない…とのこと。

 写真じゃ分らないと思いますが、1組目は直径74ミリメートルの球。2組目は72ミリです。たった2ミリの違いなんですが、握ってみると全然違います。

 んで、僕の手のサイズは多分、日本人の平均的男子の手だと思いますので、もし始めようという男性の方には、

72ミリのボールを薦めます。

 僕より小さい手の方であれば、72ミリ以下のボールが良いと思います。しかし一方で、僕より明らかに手が大きい人は、72ミリ以上が合うかと言われれば…答えることは出来ません。これはプレイスタイルにもよると思います。

 僕が始めたばかりのころは、下手なのも手伝って、球が大きいなと感じることはなかったのですが、色んな局面に出会い、微細なコントロールを要求されるようになってきて、どうも球があっていない…、すっぽ抜けが多いということが気になりだしたわけです。投げ損じが多いなと感じれば、ボールがあってないことがある、とは考えても良いと思います。
 
 ちなみに、フランス人の中にも、72ミリ程度を使っている人は多い印象です。これが無難なラインだと思います(74ミリを渡すと「大きいな」と返ってきます)。勿論、手が大きい人の中には、76ミリとさらに大きい球を使っている人もいます。

 僕は、1組目を何も知らない状態で、選んだ訳です。しかし、そうでもしないと、この輪には入れなかったかなと思ってますので、これは仕方ない買い物ですね。

 球を選ぶ際の重さは…目的によって変えるといったところでしょうか。あまり気にしなくていい要素だと思います。72ミリならば690gが一般的です。同じ直径で、これより軽くする(密度を下げる)のは簡単のようですが、重くする(密度を上げる)のは難しいみたいです。同じメーカーで、72ミリ700gの球も見ましたが、倍近くの値段がしました…。一般に軽い球は、ティレ向き(球を弾く行為)。重い球はポワンテ(目標球に近づける;置きにいく行為)向きです。690gが万能タイプとなっています。

 参考までに、大まかに計った僕の手を写真付きで載せておきますと…
P1030897.jpg
こんな手をしてます。中指の長さが約7,8センチです。

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ディジョンの屋内ペタンク場

先週行ってきた BOULODROME。冬場は、ここでペタンクをするそうです。
ライセンスを持っている人だけで35万人、競技人口は500万とも言われるスポーツで、
このような設備が運営が出来るのがうなづけます。

激しい運動を伴わない競技なので、生涯スポーツとしてはもってこいだと思います。
自分は初心者なので、この1~2週間、かなりの量の投げ込みをやってみました。
そこで分かったことは、投球は全身運動だと思います。
背筋やら、足腰やら、右肩やら、色んなところに少し疲れが残りました。

さて…

↓入り口
lentreacute;e

↓内部
linteacute;rieur
30数面ほど、ペタンクのコートが取れます。
全ての組が、3対3ならば、200人ほど一斉にプレイできる計算になります。

内部の2階にはカフェテリアがあり、そこで食事を取ったり、コーヒーやワインを飲んだり出来ます。
大会中にもかかわらず、昼の休憩にはお酒を飲んで、ほろ酔い状態で午後の部に参加する人も多いみたい…。

市民の参加する大会の開催中でしたので、競技中にはこのような状態になっていました。
concours.png
赤・青・白・黄色…etc と、異なる色を着ている人が、2~3人ずつ固まっているのが見えます。
これは、ペタンク・クラブごとの「ユニフォーム」の色だそうです。
聞いたところ、ディジョンだけで、だったかな、10近くのクラブがあるそうです。

なお、大会の優勝者と知り合いだったので、聞いてみたところ、全日程が終わったのが、夜中の2時とのこと。
よくやるわ…。


以下は、ペタンクの雰囲気を、伝えるための写真を載せておきます。
comment jouer
大体、距離感はこんな感じ。
球が、目的球に一番近いチームのポイントになります。カーリングと似てるといえば似てる。

↓ゲーム中
regrave;gle
写真で見ただけだと、どの球がどのチームの誰のか、全然分からないと思いますが、
実際は、ゲームの流れや、作ってるメーカーの印、球の傷つき具合、なんかで見分けがつきます。
でも、たまに「おい、これ誰の球だ?」と分からなくなることもしばしば。

↓これはよく見る光景
mesurer.png
「目的球に近くないチームが、次の投球を行う」というルールなので、
どの球が一番近いか、ハッキリさせておくことは重要です。
見た目に分からない時は、メジャーを使います。

↓最後に、競技が行われる地面の様子
Le sol
コンクリートの上に、土と小石を盛ったコートになっています。
小石があるため、球の転がり方が、一定ではないのが面白いところです。
運悪く、小石の角に当たってしまうと、思わぬ方向に球が転がっていきます。

屋内だと、コートによって、そこまで大きな変化はありませんが、
屋外だと地面の固さ、小石の量、地面の傾斜などで、投げ方を変える人も多いです。
コントロールしきれない要素が含まれているのが、この割と単純な競技を奥深くしているところだと思います。

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ペタンクを通して見えたもの、フランスのスポーツのあり方など

フランス滞在、5ヶ月目に入りました。あと残り8ヶ月弱。

市場では、スペイン産でしたが、柿が売られていました。表記を見ると「KAKI」…思いっきり日本語です。また、同じ「かき」でも、牡蠣もまた売られており、もうそんな季節か…と。食あたりが怖いので、牡蠣はまだ試してませんが…。

ペタンクを通して、フランス人と会話するということを、1週間以上続けて、会話をしている間は、ようやく日本語の思考が消えつつあるなという実感を得ました。旅行もしたいですが、今はフランス人とペタンクをするのが楽しくてしょうがないって感じですね。面倒見の良いオッサンたちが多く、僕もこの輪に入ることが勉強になります。日本に帰るころには、多分日本で屈指のプレイヤーになっているかと(競技人口が少ないから当たり前か)


金・土・日曜日と、コート・ドール(ディジョンがその中心都市である、いわゆる「県」)のペタンクの地方大会がありました。愛好者が集って、技を競う大会です。

友人であるオッサンたちが、出場しているということもあって、観戦・応援に行きました。絶対数を見れば、オッサンが多いのですが、若い人もちゃんといます。中には、中学生とおぼしき少年が出場していました。

そこの設備の紹介をしようと思っていますが、写真の編集に少し手間がかかるので、それは次回。


今日は、1週間以上ペタンク場に通い続けて、そこから見えたことを少し書こうと思います。


1.世代間の接触

親あるいは祖父であってもおかしくない年齢の人たちと、「友人」であるというのは、日本では経験したことがなかった。世代間で接触を持てる場所があまり多くないのが一因だったりするのかな、と思います。

ペタンクそれ自体が、年齢・体力差があまり大きく反映されず、世代に限定されない競技であることが大きいとは思いますが、しかし、間違いなく異なる世代に属するものの一種の社交場として、ペタンク場は機能している。球を持たない高校生が、オッサンの横に座って、雑談しているなんて光景をよく見ます。


2.スポーツのありかた、練習のありかた

寮の付近にあるペタンク場には、色んなオッサン(と若者)が混ざっているのですが、おのおのがそれぞれのクラブに所属していて、クラブを超えて一つの場所に集まっているということは特筆すべきだと思います。勿論、クラブのメンバーで、練習・ミーティングの時間は設けているのだと思いますが、日常的な練習は、あくまで個人で行うのであって、チームごとに行っているわけではない、ということが分かりました。

日本の市民スポーツのあり方を詳しく見ているわけじゃないんですが、ちょっと違うな…と思います。

これは、バスケットボールをしにいった友人の言質ですが、「言葉が通じなくても、フランス人じゃなくても、その場に行けば、ちゃんと混ぜてくれる」。

つまり、公共の場では、「同じスポーツを楽しむ人」を、分け隔てなく接してくれるようです(勿論、人によりますが)。たとえ、言語・人種・所属クラブ…Etc.などの違いがあっても。

また、いわゆる中学・高校の「部活」というのも存在しません。これは、悪く作用した場合には、閉鎖的な集団意識を形成するのに一役買っていたりしないか…と疑わずにはおれません。


3.フランス人の本音と建前…

基本的には分け隔てなく接するから、といってフランス人にも本音がないわけではないのが、また面白いところです。

ある人と、ペタンクをやったあとに、別の仲のよいオッサンとの会話でこんなやり取りがあったので、紹介。

オッサン:「さっきのゲームは、よかったかい?」
僕:「うーん、実を言うと、あの人苦手なんだ」
オッサン:「ああ、あいつか。気にするな、取るに足りないやつだ(どうでもいいやつだ;c'est un n'importe quoi)。あいつは、子供じみた仕方で、プレイするからな」
僕:「加えて、僕を完全に外国人扱いしているように見えるんだけど」
オッサン:「それはよくないことだ、気にするな」

また、あるとき、件の問題の人がいないとき、その人の話題になり、別の優しいオッサンも同様のことを言っていました。「あいつはどうにもならない…」なんてニュアンスだったかな。僕もおどけて件の人物がかなり特徴的な投げ方をするので、その物まねをしておきました。

しかし、この様なことを思われていても、件の人物は、表面上は決して冷たくあしらわれているわけではなく、ちゃんとゲームに混ざっているところが、フランス人の外交術といったところでしょうか。

本音と建前があるのは、日本と同じだと思いますが、集団意識に関して言えば、多分日本と違うのだろうと思います。

こんな感じで、ちょっとフランス人の懐に入れたかな、って気がしてます。

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ディジョンにっき改めペタンクにっき始まる…

なんか、久しぶりに「考え事」じゃない記事を書く気がするが…


CIEF(僕の通う語学学校)は、学期と学期の間に、10日ほどの休みがあって、その期間に旅に行く人も多いです。


旅行の他は、今が丁度ワイン用のブドウの収穫期なので、そのアルバイトに行く人もいます。

収穫は猫の手も借りたいほど…なのか外国人でもちゃんと働けます。

特に、真面目だと定評のあるアジア人は歓迎されるようです。


自分もその休暇の過ごし方を特別なことをしようかなと、考えないでもなかったが…、

ペタンクをして過ごす事に決ました。

この休みの間中、ペタンク三昧というわけです。

ペタンクとは、前述のスポーツ(?)

(フランス人の中にも「スポーツではない」と言う人もいるので…。ゲートボールがスポーツならこれもスポーツ)。


これに至るったのは、色々な事柄を勘案した結果です。

やはり、語学学校というところは、

語学に集中して学べるし、フランス語が分からない人が、当然来るところなので、そのケアはしっかりしている一方で、

なかなかフランス人の知り合いを見つけるとなると、個人で色々と動き回らないと増えないというデメリットもある。


語学学校を早めに切り上げて、現地の大学に入学するというほうが、

勿論苦労は絶えないだろうけども、

嫌でもフランス人と付き合わないといけない環境に身を置くことになるから、

聞く・話す面での、語学上達は早いのかもしれない。


語学学校の罠って、

フランス人とあまり付き合わなくても、生活できちゃうことなんだよな…。


旅行するにしても、

ありがとう、お願いします、これ幾らですか…?というので大体こと足りてしまうのが罠だし、

そこでのフランス人との付き合いは一過性のものだしなぁ…ということで少し躊躇しました。


要するに、継続的な付き合いを築くには、どうすればいいか?

これは語学学校にとどまる限り、厄介な問題だぞ…、

うーむ、これはいけないな…と思い、行動を起こさねば…、というわけで、

ペタンク。


これをフランス人と会話する機会に利用しようとするには、

立地等の条件が大きく左右されますが、つまり、前に書いたとおり、寮の近くにペタンク場があり、

晴れた日には、いつもオッチャンたちで賑わっている…、ここに入って行けば、フランス人ばかり…、

という環境に自ら身を置こう…と思い立ち、これから毎日、ペタンク場に通ってみようかと思ってます。


したがって…これからはペタンクブログになる予感…。


上手くなっていけば、自分ももっと楽しくなるだろうし、

フランス人の輪の中に入っていくのも抵抗なくなるだろうしね。



フランス滞在3ヶ月過ぎたころから、つまり9月頭からもっとペタンクを利用しようと計画はしていたけど、

休みになるまで色々と細々とやることがあり、なかなか実行に移せずにいました。

ようやく今日、実行できてよかった…。


もはや日に日に寒くなるばかりなので、この機会を逃したら、どうなることか分からないな…という思いもあって、

行動に移しました。


というわけで、初日の今日は、

ペタンクの球を買いに、チャリンコこいでスポーツ・ショップへ行き、

ペタンクセット一式を買い揃えて、ペタンク場へ…。

それまでに寮の連中皆でやるための、レジャー用のを買っておいたけど、

やはり、手に馴染むマイボールでやったほうがいいし、

3球そろいじゃないと、何となくフランス人の輪に入るのが抵抗あるなと思って、

要するに、フランス人と同じ様にするべきだな…と思って、買い直しました。


レジャー用…8球で35€ 2球1組×4

今のマイボール…3球で58€ 3球で1セット

レジャー用は、いずれ誰かに売るか、しょうがない。

確かに、傷の付き方が全然違うし、サイズ、重さもしっかり計られて作ってあるようです。



球を買い換えたことを、既に知り合いになっていたオッチャンに言って、ボールを見せたら

「あ、こいつやる気だな…」と思ってもらえたのかもしれない。

しばらく一人で練習して様子を見ていたら、早速、「次のゲームから一緒にやろう」というようになった。

狙い通りだ…シメシメ。


今日は、若い人もいました。

こんな光景、日本じゃあまりないな…と思ったのは、

――見た目で人を判断するのは、勿論よくないことだが――

ピアスを数箇所していて(鼻ピもあったと思う)、髪型はソフトモヒカンっていうニーチャンが、

オッサン達に堂々と混ざって、ペタンクを楽しんでいる光景でした。

このような世代を超えて交流できるスポーツって、日本じゃ見たことないし、

ペタンク場にいるだけで、言葉もあまり通じない異国人を混ぜてくれるなんて、あり得なかったなぁ…。


「明日も来るかい?」と別れ際には尋ねられ、「多分来るよ」と答えておきました。

フランス人にとってこの手の言葉がどの程度の重みがあるのか、全然わかんないから、

「多分」としか言いようがない…戸惑っちゃうなぁ。



すると…

「明日はアジア系の美人を4人連れてきなさい」

「2人は俺が食べる(manger)、残り2人は、彼が…ry」

なんて言われてしまいました。勿論、冗談でしたけどね。

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ペタンク(Pétanque)

日曜。寮のインターネットサーバーの接続が安定せず、
思っていた時間に更新できませんでした。


今日はフランスのスポーツの話。

国際学生寮の近くには、運動場や、プール、サッカースタジアムなどが近接していて、
スポーツを楽しむには好条件が整っていたりします。

サッカースタジアムは、ディジョンの本拠地のようで、
週末になると、寮の自室にいても、そこから歓声が聞こえてきます。

天気のいい日に散歩をすると、そこかしこでスポーツをする人を見かけます。

そこで、よく見かけるのは、ペタンクというフランス発祥のスポーツ。



ペタンクはどこでも・かなり気軽に出来るスポーツです。

重さ600~800グラムくらいの金属球を、小さな標的球に出来る限り近づけて、競うゲームです。

ルールと得点の数え方は、冬のスポーツであるカーリングに近いですが、
カーリングのような、氷の表面を磨いて擦って、弾道を変えるという複雑さはないです。

簡単に言ってしまえば、金属球を投げるだけのスポーツ。

詳しくは、「日本ペタンク協会」のホーム・ページに載っています↓

http://www.znet.or.jp/petanque/index.htm



場所を選ばず、公園などで十分に出来ます。
テニスコートのような、線で区画されたコートなんてものは、ペタンクには必要ありません。

公式ルールの人数は、1対1の2人~3対3の6人まで。
大掛かりに人数を集める必要もありません。

距離10メートル、幅4メートルくらい、の空き地があれば、出来ます。

カーリングと似ていて、ターゲット(小さな標的球)に出来る限り近づけるのは一緒なのですが、
フランス的…と思ってしまったのは、
ターゲットそのものも、先行チームが投げて決める、ということです。

ここに区画されたコートが必要ない理由があります。
ルールを見ても、距離6~10メートルくらい。つまりその範囲にターゲットがあればOK。

どこから投げるかも、先行チームが決めます。
公園でよく見かけるのは、足で砂地にぐるっと円を書くという仕草。
これで投げる場所も決まります。

また、持ち球の金属球でターゲットを動かすのもOKです。



そして何よりの特徴は、男女差・年齢差が、あまりゲームに反映されないということ。

なので、日本のゲートボールみたいに高齢の愛好家もよく見ますが、
若い人・家族ぐるみなどでも遊べる競技で、実際にそういう光景をよく見かけます。

フランスでは競技人口500万とも言われ、かなり普及したスポーツのようです。
また、世界大会もあったりして、その優勝国を見ていると、
イタリア、スイス、スペイン、ベルギー…などなど。
フランスは、さすがに発祥国だけあって、強いみたいです。
女性部門の優勝回数を見ていると、タイでも盛んに行われていることが伺えます。

世界大会は2007年に、日本の諏訪で――これは「若者の部」かな…――行われたみたいですね。

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