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旧ディジョン日記(移転しました)

以前フランスの地方都市ディジョンでフランス語を学んでいました。

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週末の楽しみ:お宅の晩御飯

たまには晩飯でも公開してみるか…と思ったのでこんな記事です。お宅の晩御飯と言うよりは、男の晩御飯ですが。

国際学生寮では、語学学校の生徒たちは、ほぼ強制的に餌付けされます。飯代を支払わされる。土日を除いた平日は、その給食を食べているわけですが、まぁ、その質はほぼ日本の大学の学食を想像してもらえばいいかもしれません。いや、これでは多分正確ではない。日本の学食の、質は1.5倍劣り、量は1.5倍優るようなものを想像してもらうとピッタリくるかもしれません。

大きな声では言えませんが、不味い、美味しいとは決して言えない。

フランス語を学んだ生徒たちが、ふざけてこの学食を形容するのに使われるフランス語を一語挙げとくなら…

・dégueulasse

でしょうか。この言葉はねぇ…、例えばホームステイをしているをしている人だったら、たとえどんなにステイ先の飯が不味かろうと、絶対に言ってはいけない形容詞。というのも、この形容詞は、次の動詞から出来ていて、

・dégueuler

この動詞の意味が、→ゲロをぶちまける←(汚い言葉なので、いつものごとく白字反転です)。しかも、これはかなり品の悪い言葉。同じ意味を表す、もう少しお上品な動詞には、

・vomir

なんてあります。従って、dégueulasse は、→ゲロを吐くほど、クソ不味い←とでも訳しておきましょうか…。

ゲ○の言葉から、食べ物に繋げるなんてどういう神経してんだ…と自分でも思いますが(お食事中の方申し訳ありません)、こういう背景があって、給食のない土曜日・日曜日のご飯の内容を考えるのは、楽しみでもあり、時に自分で作らなければならない煩わしさでもあります。

ところで、すでに何度か話題にしていますが、僕はマルシェ(市場)に行くのが好きです。ディジョンの中心街で、土曜の朝に遅くとも11時くらいにはウロウロしています。髪の長い東洋人で、でっかい買い物袋提げたあんちゃんが居たら、十中八九、僕です。

毎週通い続ける動機は何か?

正直、カルフールなどといったスーパーマーケットのような店(日本のスーパーと規模を除けば、ほぼ変わりありません)での買い物だと、新しいものに「出会う」機会はあまりないですね。勿論、見たとしても、使い方が分らずに通り過ぎて行ってしまう場合が多い。僕はこういう買い物よりかは、マルシェの買い物を好みます。「これは何ですか?どうやって食べるのですか?お奨め何ですか?」なんかと聞いて、新しいものを試していくほうが面白い。まずこれが理由の1点。

それと、もう1点は、最近はこのために毎週通っているようなものだというものがこれ。
lait cru
生乳。僕は、朝に2杯(多いとき3杯)のコーヒー牛乳を飲まないと、目が覚めず、一日中機嫌が悪いという厄介な習慣を持っていて、コーヒーと牛乳だけは常に欠かしません。この牛乳は、本当に文字通り、生乳のようです。多分、火すら入れていない。その証拠に、すぐに質が悪くなるし、常温でおいておくと、沈殿物(要するにヨーグルトの失敗作のようなもの)が出来てしまいます。

ディジョンのマルシェだと、チーズなどを扱っているお店で、1,05€~1,50€の間で買えます。↑の写真は、1,05€。日本の紙パック牛乳より高くない。これは、週末のちょっとした贅沢のうちの一つですね。(ちなみに、1,05€で売っているお店では、11時半ごろにはこの牛乳が売り切れているんです…)

この牛乳が無くなったら、どうしているかというと…
lait savoureux
これ。ロングライフの牛乳。これは正直いって、旨くないなぁ。常温管理出来るような代物です。かといって、生乳は1週間もたないので、これを飲んでいますが。実は、生の牛乳や、加熱殺菌しただけの(日本の紙パックのような)牛乳は、スーパーではあんまり扱われていないんですよ。扱われていたとしても、高い。1,80€くらいしてしまう。主流は、こっちのロングライフみたいです。



んで…晩御飯。昨日の晩御飯。一食にしてみれば、多少高くつきますが、それでもレストランへ行くよりかは、はるかに安上がりで、しかも美味しかったりするので、僕は最近ほとんどレストランへは行かず、マルシェの買い物で贅沢をすることを考えていますね。で…ちょっとした贅沢の晩御飯の内容を公開。見栄えはよくないです。繰り返しますが、大食漢の男の晩飯です。
choucroute.png
choucroute(シュークルト):ドイツ語ではザウアークラウトとも言って、キャベツの千切りを塩漬けして発酵させたもの。アルザス地方の料理。好みが分かれるようですが、僕は好物。たぶん、買ってるお店のマダムの腕が良いのだと思う…。色々食べ方はあるみたいですが、僕はベーコンを少し加えて温めただけ。キャベツの甘みと発酵した酸味がなんとも言えないですね。写真は500グラムくらい。1キロで5,50€。

knack (クナック):ソーセージ(赤みが強いほう)です。肉が柔らかく、滑らかな歯ごたえのソーセージ。1キロ16,50€(この店は味の質とともに値段も高めなのです)。

saussice aux herbes (ハーブ入りのソーセージ):肌色のソーセージ。あらびきの肉にハーブ。1キロ16,50€。写真はクナックと合わせて、300グラムぐらいだと思います(食い過ぎとかは言わない!)。3つ合わせて、約7~8€くらい。レストラン行くよりかは格安の贅沢。

あと、皿に載っているのは、リンゴ(1キロ2€)。写真ではわざと切れて見えるようにしてあるのは、トマトの野菜スープ(見栄えはよくないので…)とパン少々を加えて晩飯。


先々週は、こんな食事でした。
cuisse de canard
cuisse de canard (鴨の足):衣をつけて揚げたもの。ちょっと失敗作。鴨の足は、1キロで10,50€。写真は300グラム以下だったと思います。

frites (フリット):揚げたジャガイモ。ジャガイモは1キロ1€くらい。写真は…覚えてないなぁ。揚げている最中に食べていたからなぁ。

これにカブとニンジンとタマネギとニンニクで作ったスープ。

まぁ、こんなの食ってりゃ太るわな。

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「本物(の食文化)」という幻

 先日、ある友人に誘われて、ディジョンに新しくできた寿司屋(こっちでは、「スシ・バー」と呼ぶことが多い)に行ってきた。そこで思ったことを中心に書く。

 フランスでは、珍しくないらしいのだが、「日本食」と看板に掲げておいて、実際に握っているのは、非日本人ということが多いらしい(勿論、その中には、日本人の職人が握っているという店もある)。実際、ディジョンの「あそこと、ここは日本人じゃない…」と耳にする店もある。そこで出来てくるものは――質は様々に異なるのは勿論だが――、「日本食」とは呼びがたいものが出てくるとも聞く。

 僕自身は、フランスに来てわざわざ日本食を食べる必要はあるまいと思っている。日本食レストランの看板を見ては、どんなメニュー・寿司ネタを扱っているのか気に留めてみるものも、あまり入ってみようとは思わない。なので、今回の寿司屋は例外だ。

 さて、件の寿司屋について。まず、前情報として日本で修行してきた中国人シェフの店と聞いていて、「まぁそれなりに期待していいのかな」くらいの気持ちで行ってきた。全体の感想としては悪くはない…、ただ詰めれば、僕のような若造にさえ言えるような粗はある。これは仕方ないのかなとも思うが敢えてその粗を挙げてみる。と同時にこれは僕の寿司論。もっとも最後にこの寿司論を、タイトル通りに、ひっくり返すことになるが…。

1.ネタが乏しい
 海岸沿いの町に行けば、豊富な種類をそろえることは出来るのだろう。ただし、もしそうだとしても、それがフランス人に受け入れられるかどうかは別問題だ。ディジョンにいても、魚介類と言えば、サーモン、鰯、白身魚、マグロ類、海老、牡蠣…などなど、結構なものが手に入る。しかし、生で食べるとなると種類は限られてくるし、さらに言えば、やはりこちらの食文化に合わせた変更がなされているのが伺える。サーモン、マグロ類辺りはあまり抵抗なく受け容れられるようだ。というかむしろ、それらがメニューの主役だ。「ニギリ」という名の下に、少しのマグロ類と大量のサーモンばっかり出てくると、さすがに少し寂しいものがある。勿論、努力も伺えたので好感は持てた。しめ鯖をメニューとして出していて、これにはビックリしたので、思わず頼んでしまった。しめ具合もほどよく、美味しかった。まさか、フランスでしめ鯖が食べられるとはね…。

 少し脇に逸れるが、日本ではサーモンと言えば、寿司の脇役。主役にならないのには訳がある。これは輸送網と保存技術が発達してから、日本に取り入れられた寿司ネタだろう。というのも、日本近海で獲れる鮭には、寄生虫の危険性があるからだ。勿論、加熱して食べる分には問題ない。なので、日本では、「サーモン」という寿司ネタはあっても、「鮭」という寿司ネタはない。日本の脇役がフランスでは主役になっているのには、やはりこちらで獲れるもの、こちらの食生活事情への適合があるのだろう。

2.シャリ
 僕は、実際には、ネタよりもこれを重視する。ネタはその店の価格帯・店の立地によっては、どうにもならない要素でもあるが、シャリは職人の力量と工夫次第では、大いに変わる要素だと思う。大事なのは、シャリとネタのバランス。シャリはネタの邪魔になってはいけない。シャリとネタが調和しているのが理想の状態だろう。

 温度:シャリはネタを冷やしてはいけないし、温めてもいけない。シャリの温度管理は重要だ。口に入ったときの食感、つまり「人肌」の温度がやはり理想なのだろう。僕は日本にいたときから、「500円マックに出すなら、もう100円出して120円の回転寿司を5皿食べる」という奇態の持ち主で、よく(勿論、日本の)回転寿司に行くのが好きなのだが、最悪なケースに出会ったことがある。ネタは半分凍ったまま、シャリは温度が高すぎ。口に入れたときに熱いのか、冷たいのか分からない不快な食感で、一言で言って食えたものじゃないと思い、2皿で勘定を払って店を出たことがある。件の店は温度に関しては、ちょっと冷めすぎかな、と思わないでもなかったが、気になるほどではなかった。

 米の質と握り具合:やはり、粘り気の強い日本の米は高価だろうし、入手するのが難しいのか、シャリが全体的に少し水っぽく、また握り具合も強かった。ニギリの形としては、かなり大振りだが、きちんとした形に整えられていて、丁寧な仕事ぶりが伝わってきて、とても好感が持てたのだが、口に入れたときにオニギリのような食感がしてしまった…残念。これは、米の違いから生じた結果なのかもしれない。

 酢の分量:水っぽいのは、これが原因なのかもしれないとも思ったが、少し大目な気がした。もっとも、味の強いネタ、マグロ、サーモン、しめ鯖しか食べてないので何とも言いがたい。しかし、これで白身のニギリはちょっと白身のはかなさを損ないはしまいかと思った。もっとも白身はメニューの隅っこのにあっただけなのでこれでよいのかもしれない。

 さて、こんな細かいことを考えながら、一方で、これらをよくよく考えてみると、自分の考えたことは全てくだらないもののように思えた。全て、「フランスで」という条件を考えなければならないのだ。

 上記の粗は、あくまで一日本人から見えた粗である。僕にとっての寿司の理想と、フランスで出されるものの齟齬がもたらしたものである。ハムの一件――前々回の記事――から強く感じていることなのだが、日本の「ロース・ハム」は、フランス人から見れば、「ハム」ではないと見られるのだろう。寿司に関しては、それと同じことが言えるだろう。日本人から見れば、本当の寿司ではない、と思われるものでも、それがその食文化の事情に合わせた結果であれば、「寿司」として通用しうる。つまり、「寿司」の本質を捉え、それを与えられた条件で可能な限り、実現しようと努力する限り、それは「寿司」なんじゃないかと思えたのだ。勿論、努力しないのは論外だし、「本質」とは何かと問われると、なかなか難しい問題である。僕にとっての本質とはネタとシャリの調和であり、つまり食感の一言に集約されると思う。「ロース・ハム」も、日本の食文化の事情に合わせようとしつつ、外国人が彼なりのハムの本質の実現に努めた結果なのだろう。件の寿司屋の店員から、僕ら日本人に意見を求められたが、僕は日本人としての意見を持ってはいたが、口に出すことはしなかった。フランス人相手の商売なのだということ、無い物ねだりをしてもどうしようもないし、何よりフランス人の舌を喜ばせることが第一なのだ。ここに、僕の理想としての「寿司」を意見しても仕方がない。

 しかし、そうなってくると、本物の「寿司」や、本物の「ハム」とは、一体どこにあるのだろう?と思わずにはおれなかった。

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ハムについて

ディジョンで、知り合いのフランス人いわく、「ここの肉屋のハムが一番うまい」というところのハム。

Jambon agrave; los

Jambon à l'os と言って、「骨付きハム」とでも訳せばいいのかな。
切り分けてもらうときに、骨を避けるようにして切っているので、
写真の右側に骨の跡の穴が開いている。

食べてみて、肉は柔らかく、脂身は甘い。日本の「ハム」とは全然違う…なんて思ってしまった。
フランスでは、Jambon といって、ハムを指すんだけど、この語は、Jambe から来ていて、
つまり、豚のモモ肉のことを言うらしい。

そこで、気になったので、Wiki頼みで、
日本の「ボンレス・ハム」「ロース・ハム」とは何者なのか?
また、「プレス・ハム」なるものもあるらしいが、それは何なのか?
と調べてみた。

「ボンレス」は、モモ肉を使いながらも、骨を抜く。
「ロース」は、別の部位で「ロース」を使っているらしい。

とりわけ「ロース」の歴史を見てみると、
日本人の産業・食文化に合わせようと努力した外国人の苦労が伺える。

「プレス」は、肉をいったんミンチにした上で、固めているようだ。
うーむ、これを「ハム」と呼ぶのはどうなのだろう。

詳しくは、Wikiを見てもらうといい。


Jambon persillé 「ジャンボン・ペルシエ(ハムのパセリよせ)」といってこれは、
ディジョンの名物料理。
ゼリー状になって固まっている緑の部分が、パセリ。
これまた、肉屋さんによって全然味が違うので、幾つか試してみると面白い。
Persilleacute;


--------

これは、ハムと関係ないけど、おまけ。

テリーヌの写真。
terrine.png

※これら3点は、全部同じ店で買いました。
 ディジョンに何らかの縁があり、お店の詳細を知りたい人は、
 コメント欄に一言いただければ、詳細を掲載します。

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肉!

 8週間たちました。
 自分の実感としては、「もう8週!」といった感じで、目標とするところに届く気がしません…。
まだ、到着したばかりの、パリのシャルル・ド・ゴール空港の光景がつい最近起こったことのような気がしてなりません。

 天候はすごしやすくなりました。
半袖だと寒い日も多いので、服の選択には迷いますが、長・半をいったり来たりといったような感じです。

--------

タイトルの肉の前に、野菜の補足。

レタス:フランスでは、レタスのことを「サラダ」と呼びます。
    じゃあ、日本語で言う、野菜の盛り合わせのサラダは何というのかといえば、
    これも「サラダ」、ともにSaladeと綴ります。紛らわしい…。
    スーパーと市場で見る限りで、レタスは日本と違うな…と思ったのは、
    葉がしっかり開くまで育てているという点。
    その分、長持ちする印象です。味は、葉が開いて緑になっている分、葉物の苦味が少し強いです。

    ちなみに…レストラン等で、野菜の盛り合わせの「サラダ」を頼むときは要注意。
    サラダだけで、大きい皿にいっぱいの野菜が盛られて出てきます。
    女性の人に多いみたいですが、サラダだけで昼食を済ませるという場合もあります。

んでは肉…

 スーパーに行くと、肉の選択肢はあまりなくって、市場に行かないと分からないことが多いです。
そういえば…街中に店舗を構えた肉屋って見たことないな…。肉屋は、市場にしか出店しないのだろうか…?
 
 確認ですが、市場とスーパーは別物です。スーパーは店舗を構えた販売店。市場は、ディジョンの場合は、中心街で毎週火・金・土曜日に開かれる定期市です。他所でも開かれるみたいですが、自分は毎週中心街に行っているので知りません…。そうすると、顔馴染みのお店なんか出来たり。市場に毎週来るアジア人ってだけで、覚えられるみたい。
 
 値段は、一般的にはスーパーより市場のほうが若干値段が高めです(これは以前書いたものを訂正します)。ただ、全部が全部高いというわけではなく、探せばそれなりの値段で手に入るものもあります。ただ、こと肉に関していえば、市場でしか手に入らないものが多いので、食肉文化を知るのには、ここを訪れるのはうってつけだと思います。

 グーグル漁ったら、写真があったので転載

Halles  marcheacute; de Dijon
 この建物の周りには、車が一切なくなり、その代わりにテントが立ち、仮設店舗が軒を連ねます。

 で、この建物の中の様子は…↓
A linteacute;rieur
 誰もいない時間にとったのでしょうね。開催中は、多くの買い物客で賑わいます。

牛肉:
 牛肉はやはり育てるのに時間と手間がかかる分、日本と同様にそこそこの値段がします。ブルゴーニュ地方は特産品として、Boeuf Bourguignon 「ブルゴーニュ牛」というのがあるのですが、ちゃんとした料理法を知ってから挑戦しようと思っているので、まだ試してはいません。

 牛肉は日本とは育成方針が全然違います。脂身は少なく、肉の柔らかさを追求というよりは、しっかりとした肉の旨みが味わえるので、自分としては好きです。ただ、ステーキなどは硬いので、よく噛むようになります。この前、レストランに行ったときに、同じタイミングで出てきたステーキを、フランス人は僕の倍くらいのペースで食べていて、びっくりしました…。野生動物は、捕食の間、無防備になることを考えると、食事の時間の差・噛む力の差から、生き物として根本的に異なるのではないか…と疑わずにはおれませんでした。

 安めに(市場で12~16€/1キロ)買える部位は…

 ハラミ(onglet):日本でも焼肉でお馴染みの部位。安くて柔らかいので、人気のようです。ステーキ向き。
          自分もステーキが食べたいときはこれを買います。
 うで肉(paleron):日本から持ってきた辞書には、「主としてポトフ用」って書いてあったけど…。
          ステーキでもいける様な気がします。前足の肉なので、綺麗な形にならないからかな?
 内モモ肉(tranche):フランス人はこれをステーキで食べるみたいですが、
          一度試してみたら、焼きすぎて失敗したのかな…、すごく硬かったような…。
          
 自分がよく買うのはこの辺。他にも、子牛の心臓なんかが売られたりしてて、フランスではどうやって食べるのか気になってます。心臓なんか、日本じゃ焼き鳥屋くらいでしか見ないよね。日本と同様に、焼くだけなんだろうか…。

 生肉以外にも、加工品が売られているので、幾つか紹介。

 パテ(paté):要するにペースト状にしたもの。
    肝(フォワ:foie)をすり潰して、固めたものが多いみたい。
    店によって、材料によって全然味が違うので面白いです。
    肝が多い場合、濃厚な味がします。フォワ・グラのパテというのもあります。
    名前の通り、脂肪分たっぷりの肝から作ります(グラ:gras=脂肪)。自分はまだ試してません。

    パテを形どるものも、店によって違って面白いです。
    ゼリー状のもので形どっていたり、パイ生地を使っていたりと…。

 ペルシイェ(persillé):食べただけじゃよく製法は分かりませんが…、
    イメージとしては切り落としのハムを、大量のパセリ入りのゼラチン質で固めたもの…って感じかな。
    ハムのピンク色とパセリの緑が対比を成して、見た目にも面白いです。

 ソーセージ(saucisse):いわゆるソーセージだけど、日本と全然違います。
    売られているのは、生か、燻製・乾燥させたものがあります。
    生は、自分で焼いて食べる…当たり前か。味付けのバリエーションも幾つかあります。
    
    面白いのは、乾燥させたものです。これは完全に保存食です。
    売られ方も豪快で、野ざらしでも平気みたいです。
    僕も自室で常温で1週間放置したものを食べましたが、何の問題もありませんでした。
    冷蔵庫を持ってない野外の店舗でも、蜂がたかろうが、他の虫がたかろうが…以下略。

    見た目には一見するとグロテスク。
    カビなのか、塩分なのか、よく分からないのですが、表面には白いものが付着してます。
    ただ、食べる際に、表皮は剥くものなので大丈夫。というか、硬くて食べられない。
    匂いも強烈です。
    切って中を見てみると、どれくらい長い時間熟成させているのか分かりませんが、
    じわりと脂肪分が溶けだしてきます(夏だったので余計に溶けてきたのかもしれません)。
    塩味がしっかり効いていて、なおかつ噛めば噛むほど肉の味がする…これはもうお酒のつまみです。

    味付けの種類も豊富。チーズ、ニンニク、タマネギ、ワイン、タイムなどの香草、オリーブ…Etc

    日本の湿気に耐えられるのかどうかが不安ですが、
    スーツケースに入れて土産として持って帰るとすればこれだろうなぁ…。
    スーツケース臭くなるだろうけど…。

 日本の近所の肉屋もこれくらいやってくれれば面白いのにな…コロッケばっかり作ってないで…。

 一般的な注意ですが…

 肉はちょっとばかり獣臭いです。独特の匂いがします。慣れるまで、ちょっと時間がかかったという人もいるみたい。ラム肉の臭みが全然受け付けられないというほど、獣臭さに対して敏感だと、ちょっと苦労すると思います。翻って、日本の肉・加工食品は、なぜこの様な臭みがないのか…?この問いを突き詰めてみると、多分、食肉文化を日本向けにするための努力が、臭みを消すための努力が垣間見れるのではないか、と思っています。それが「正しかった」のかどうかは分かりませんが…。

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野菜・果物

日曜には、もう一個記事を書こうと思ってます。内容は未定です。

スーパーを見た限りでの、野菜と果物について。

野菜と果物は、スーパーを見るだけでも、育成方針が日本と異なるのがよくうなづけます。

まず、全般的にいって、日本より安めだと思います。

そもそも、品種が違うのかどうか分かりませんが、質が全然違うのに加え、前に書いたとおり、キログラム単位で計りが基本なので、正確な比較はちょいと難しいです。

計り売りって、ある意味合理的だと思う…。

日本だと、最近小売店に出回るようになってきた、形が不恰好な「規格外野菜」も、手軽に扱えます。

市場にジャガイモを買いに行ったら、形がそろわないのは当たり前。握りこぶし大のものから、親指大くらいのものまで、豪快に袋に入れてくれます。もちろん、それが嫌だったら、形のそろったジャガイモを扱っている店に行けばいいだけのこと。自分の欲しいサイズのジャガイモを探す…なんて日本じゃなかったな。

スーパーだと、自分で好きなだけ袋に詰めて、レジに持っていくというスタイルが普通で、自分でよく吟味して中に詰めるというのが普通です。



さて、その他の野菜について

ニンジン:日本より少し小ぶり。日本のSサイズくらいのものをよく見ます。

キュウリ:でかすぎ。育ちすぎ。生で食べると味が淡白です。レストランで一度生で出てきました。
     他の使い方はよく分かりません。

ナス  :これもでかすぎ。最大直径10センチくらいあるんじゃないかな…
     焼きナスみたいな料理は絶対無理でしょう…。
     フランス人がどうやって食べるのか知りませんが、
     自分は、オリーブオイルと塩で味付けして、チーズを挟んで焼くのが好きです。

タマネギ:日本とあまり変わりませんが、小ぶりかな。
     多分季節にもよるんだと思いますが、皮が乾いていたり、いなかったり。
     扱いがぞんざいなんでしょうね…よく痛んでいたりもします。

ネギ  :案外よく売ってます。でもゴッツイ。
     九条ネギみたいな扱いやすいネギやアサツキみたいなのは、見たことないかな…。
     まだ使ったことはありません。

ピーマン:これもゴッツイ。果肉が分厚くて、これはこれで好きです。

ラディッシュ:いわゆる二十日大根。よく売ってます。色は紫。
     こっちの人たちは、マヨネーズとマスタードを混ぜたものをつけたり生で食べるのが普通みたい。
     自分は、ビネガーで漬けて保存食にしちゃってます。

インゲン豆:こっちに来て、一番びっくりしたのは、これの食べ方。
     日本では、何かのつけ合わせ程度に、ちょこっと食べるだけだと思ってたら、
     学食やレストランでは、山盛りのインゲン豆が出てきます。
     味付けは塩で煮てるのかな。詳しくはちょっと分からないです。
     大きい皿の3分の1から半分を占めている…と言えば、想像がつくでしょうか。
     すごい食べ方をします。その分、一本一本は小さめで、皮もやわらかく煮てあります。


一方、果物は…

全体的に小ぶりで日本より格段に安いと思います。サクランボ、アプリコット、リンゴはフランスのものをよく見ます。その他、バナナやモモなんかも見かけます。バナナはさすがに輸入しているみたいで、自分がよく行くスーパーの一つでは、ドミニカ産のバナナを扱っていました。どの店舗で買うかで値段は大きく変わってきますが、リンゴ・モモ・バナナは1キロ約2~4€くらい。サクランボ・アプリコットはちょっと高めで3~5€くらいでよく見ます。

安いのは、多分、大きく育てないから、だと思う。リンゴにせよ、モモにせよ、日本の国産は多分、選定して一つの実に栄養を集め、手間かけて、甘くて美味しくて大きいの…という方針なんでしょう。モモは、日本じゃ高級品だと思ってたけど、こっちだと結構気軽に食べられます。産地がどこか、忘れてしまいましたが…。その分、味は少し淡白ですが、普通に育てるとこんな味なんだな、きっと。



その他の野菜・果物の使い方等に関しては、まだまだ学ぶことがあるので、今後に回すことにして、今はこれくらいにしておきます。

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