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旧ディジョン日記(移転しました)

以前フランスの地方都市ディジョンでフランス語を学んでいました。

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雑記:混乱

昨日、土曜日。自分の心配をよそに、週末は訪れる。地震発生以前から約束していたことを破るわけにもいかないので、週末のイベントをこなす。何の心配もなく買い物をし、午後から友人と食事をし、酒を飲み、夜には映画を観る。何の滞りもない週末に違和感を感じつつも、一方でこれが現実なんだと思い込まなければ、この普通であるべきの生活崩れてしまうような気がして、気が気でない。どこか心ここにあらず、というような土曜日を過ごした。

勿論、この日の午前中には、ディジョンでも被災地に対する支援の手を差し伸べようとする有難い運動があった。ここ数日にしてみれば、寒い日だったのだけど、街頭での募金、千羽鶴を折ることで祈り、メッセージを書き込む人たち。鶴の折り方を知らなかった僕も、この機会に覚えてきた。他の折り紙の折り方はあまり知らないが、やっぱりこれだけは特別だな、と思う。

折り紙は、市場の真ん中で行われたのだけど、フランスで生活する人たちの反応は様々で、立ち止まって見物していく人、自ら手を伸ばし慣れない手つきで折ろうとする人と、様々。またこれは募金の活動とは離れた場所だったのだけど「募金をしようと思ってきたんだが、ここじゃないのか?」と質問をする人たち。心が動かないわけがない。

仏紙ル・モンドのネットのニュース速報の扱いは、リビアの緊張と英仏米の軍事介入がトップに踊り出て、日本の記事は段々小さくなる。千羽鶴を通した祈りが行われて、人が人を思う気持ちは共通なのかと思いたくなる最中に、一方では戦争が起ころうとしている。しかし、自分の周りを見てみると、地中海を挟んで戦争が起ころうと、海の向こうでは非常事態が続いていようと、普通の生活は続いている。

勿論、今住む場所、かつて住んでいた場所に従って関心が違うのは当然だし、個々人の生活が最大の心配事なのは頭では分っているのだけど、やっぱりこの違和感は拭い去れない。混乱しています。

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地震とツイッター

 地震があって、僕の生活もそのニュースに釘付けの日々がちょっと続いて、ペースが完全に乱れてしまったわけですが、ぼちぼち普通のペースに立て直そうと思います。勿論、事態はまだ進行中なので安心しているわけではないです。むしろ、海外にいるとどうも日本のメディアからの情報は自分から積極的に取り込まない限り得られないという点、海外と日本の政府・メディアの情報のズレている点も手伝って、余計に落ち着きません。が、勿論自分の生活も大事なので、無理矢理落ち着けようとしているところですね。

 この機会にツイッター始めてしまいました(フランス来た当初は始めるつもりは全くなかったんでが)。ツイッター…凄いですね。

 デマの情報源になっているのも確かでしょうが、僕が感心を通り越して驚かされたのは、例えば放射線のリスクに関して、正しい情報を得よう/流そうとする人たち。東大の早野教授のツイッターをずっと見ているのですが、ツイッター内でのその影響はかなり大きいのではないか、と推測しています。専門用語が飛び交うことも多く、中々書き込みを全部追うのは難しいのですが、事故発生から数日(が最も頻繁だったと記憶しています)の間、東電発表の必ずしも十分とは言えないデータを整理し、グラフ化し、状況の把握に努めていらっしゃいました。その上で、不安を抱える人たちの質問に答えていたりと八面六臂のご活躍。勿論、早野先生も判断出来ること出来ないことがあり、健康リスクについての判断が本格的に求められる状況になった中、「東大病院放射線治療チーム」なるアカウントが組織され、こちらのほうも出来るだけ冷静な判断を促すような書き込みをなされていました(勿論、それ以外にも専門的知識をお持ちの方が多数ご活躍されていたのだと思いますが、僕が見ていたのは主にこれらのアカウントなのでご紹介できません。申し訳ない)。

 こうした動きこそリアルタイムでブログに書き込むべきだったのでしょうが、僕自身がすっかりこの災害の一連の報道の推移に縛り付けられると同時に、無力感に襲われてしまって、途中からブログのことなんかすっかり失念してしまいました。

 まぁ、僕のツイッターアカウントは公開するほどの物でもないので、さておき(まだ、完全に独り言のメモ書きの範囲を出ておりません)、事態の良き方向への推移を見守りつつ、ブログは通常のネタを次の日曜から再開したいと思います。

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地震5

これはミクシィと連動した更新を意識して書きます。ご存知のように、ミクシィにこのブログのRSSを貼ると、ミクシィのブログ機能は使えなくなってしまうので。

日本のテレビを見るのが難しいので、朝日新聞の速報サイトで、常に官房長官の記者会見は読むようにしています。官房長官の情報がとりあえず、日本政府の情報ですので、海外メディアよりは日本の問題そのものにより密着出来るし、日本の隅々の問題をかなり網羅的に知ることが出来るので、便利だと思います(しかし政治的配慮のもとの発言であることは考慮しつつ、ですが)。

原発に関して、国際的な動きに眼を向けてみると…やはりか、しかし、過剰に反応し過ぎだ!…なんて思ってしまったのですが、フランスなどでは反原発運動が、ドイツ・スイスなどは、原発計画を凍結が決定されていたりします。勿論、安全性の再点検は重要なので、その意味での凍結は行う価値があるとは思いますが(ドイツ)、フランスの反原発の運動は、日本は日本の独自の事情があることを無視した議論のように感じてしまいます…。

じゃあ、あんた原発に関してはどういう意見なの?!と、思われるかもしれませんが、
日本に関する限りでは、今はそんな時ではない!
眼の前の事態が沈静することを祈るのみです。何度でも繰り返しますが、
現場に挑む東電の人を激しく応援しています。

さて、枝野さんの記事。

話題は、計画停電の話。それを読みながら、思ったことです。

一応ソースは載せておきますが、引用もします。
枝野官房長官の会見全文〈14日午後9時3分〉

最終的な結論はまだ出ていないが、ぎりぎりまでの努力をしていただけるというご報告をいただいている。いずれにしても、鉄道利用の可能性を少しでも高めるためには、国民の皆さん一人ひとりの節電による努力というものの、本日以上の積み重ねが必要になることが想定される。明日以降は冷え込みが予想され、電力需要の押し上げ要因となることも考えられる。従って、国民の皆さんには大変ご不便をおかけをし、ご迷惑をおかけをしているが、できるだけ早い時期に最低限の鉄道運行を確保...しながら、計画停電でしっかりと電力供給の最低限の安全を図る、安定を図るということの努力を進めてまいりますので、その大前提となる節電のご協力を重ねてお願いを申し上げる。


計画政府もこの前例のない大規模な停電の調整がかなり難航した模様ですね。苦しい状況が東京にも続くと思います。忍ですね!(これも「ガマン」と一緒で訳せないのじゃないのかな…。

これを読んでいて思い出したんだけど、僕は母校の東京の大学で演劇の照明をやっていたんですよ(照明の消費電力だけで、一般家庭の数軒分の電力を消費するんです)。こんな時期に演劇なんて、と思わないでもないけど、これも大事な大事な学生さんの成長の場なんです。しかも、1年生の新人公演という時期でもあるんですよ。1年生の初々しい、一年間の頑張りの成果を、成長した姿を披露する時期でもあります。そして、勿論人間的な成長もね!(読者の方も、この一年の頑張りの成果の公演を大目に見てご理解いただけると幸いです)。

この機会がどうなるんだろう…

そんなことを心配しだしたら、タイミングよくメールで、一応、公演自体は1ステージは行えると報告が着て一安心でした。後輩の苦境にもめげない頑張りと共に、東京の皆さんの生活のいつも通りとは行かない不便さに…頑張ってください!

ランキングは復活しました…とりあえず、フランス情報としておきます。いつも通りよろしくお願いします!!
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地震4:叫んでもいいですか?

ツイッターがあればなぁ…そっちで叫ぶのだけど、という内容です。

東電からの状況が改善したとの発表がないですね。勿論現場の人たちは最善の努力を尽くしていただいているのだと思います。…ひとつ前の記事で書いたことの自己批判(当該箇所は打ち消し線を入れておきます)を含めて、叫んでもいいですか?

先にこの記事を見てください。ソースは↓です。
読売新聞より

バカヤロウ!こんな記事書く記者も、こんな批判する社民党党首も、こんな返答する首相も、下の記事を書いた僕もみんな馬鹿!情報公開するに当たって慎重を期する人たちの努力と、現場で最善を尽くしてくれているであろう東電の職員の努力を、

・その原因調査と潜在的リスクを計るのに要した時間
・その原因に対する対策協議に要した時間
・政府の情報公開の討議に要した時間

の3つを計算することなしに、「遅い」とか言うことはできんだろう。そもそも、この3者は何を基準にして「早い」・「遅い」を決めてるのか?!頭の中の勝手な思い込みじゃないのか?現場の様子を想像できてるのか?社民党党首などは愚の骨頂だ。現場の人間でさえ手探りが続いてるだろうというのに、こいつ何も知らないとしか思えない…。よくも軽々しくこんなこと言えたもんだ(勿論、僕自身、記者と首相と社民党首を叩いたところで何も変わらんので、僕もバカ!でも叫びたいのです)。

枝野さんは、官房長官記者会見を読む限り、たとえ多少歯切れ悪く聞こえても、東電側の手探りの努力を考えれば、当然の答弁をしているのだと思います。大変お疲れでしょうが(負担を軽減するという意味では社民の原発担当省をつくる提案というのは有効だと思います)、枝野さん、その意味では際立っているように思っているのですが。

枝野さんと東電の人は頑張れ!と言いたい。





もう一つ、こっちのほうがより大事だと思うのですが、

どうも、東海と女川の原発のフランスのメディアの扱い方が、日本のネット・メディアの報道と比較して大きい気がしています。

女川は、原因は「福島の爆発のせいで、放射能計測器が反応した」という説が正しいとするのなら、全く問題ないのだと思いたいです。勿論これも原因究明に向けて現場職員の努力が実るのを待つしかないところではありますが。

東海は「放射線を帯びた水が漏れた」という日本の報道からの情報しか僕は持ってないのですが、どうもそれが、「東京から比較的近い危機」として報じられているようなのです。

日本ではどういう扱い・危機認識になっているのか知りたく思っています。もし、これを見たら情報を(出来れば確かなソースを添えて)お願いします。

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地震3

さすがにまだ普通の更新には戻る気にはなれません。

フランスのラジオを聞いていると、やはり注目が集まっているのは、宮城の津波の被害と福島の原発の状態の2つですね。こちらでも宮城県警の万単位の犠牲者になるだろうという発表は報じられたばかりです。

最悪の事態を回避するために、廃炉にする覚悟で、海水注入を1号機・3号機に対して行っているというのはこちらでも報道されました。

原発については、可能な限りインターネットで情報収集をしてみました。

どうもこの原発の状態については、東京電力の発表も政府の発表をも、――当事者にとっても不明な点が多いのでしょうね――情報を集めたところで、どうも事態の具体像が結んでこない。20km範囲の避難勧告も、どれだけのリスクを想定してのことの判断なのかどうも僕には分らない。しかし、このことで政府のこの決定自体を非難するつもりはありません。不明な要素とリスクを計った上で、下手にパニックを煽らないという政治的判断が働いたのでしょうね、一方では当然だと思う。

しかし、多少はどれだけのリスクを「最悪の事態」として想定しているのか、また不明な要素がどこにあって、何処をどのように調査中なのかは、もう少し情報を公開してもいいように思うのですが…。(勿論、不安要素を発表する場合には、これは「回避すべく努力を傾けている事態」と最大限に強調すべきだと思います;この辺どうもパニック回避に配慮しすぎていて、政治家・原発の情報公開下手の印象を与えるのですが、日本の皆さんはいかがお感じなのでしょうか?)

最低限に言えることは、この原発の作業が困難を極めているということでしょうか。現地で作業にあたっている方の中に負傷者(と恐らく被曝者)がおり、過酷な条件で努力を続けているというのは、東京電力のプレス・リリースからも十分に伺えます。

東京電力 プレス・リリースより

とりわけ、新たに冷却機能の自動停止が起こった3号機のほうでは、枝野官房長官の13日午前8時41分時点の発表では、水素爆発の可能性がある、とのことですね。こうした潜在的な危険と隣り合わせで、現状とりうる限りの手段を講じようとする現場職員の努力には頭が下がります。事態が収拾することを祈るばかりです。

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