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旧ディジョン日記(移転しました)

以前フランスの地方都市ディジョンでフランス語を学んでいました。

旅日記:12月25~26日 ボルドー

12月31日には「更新しない」と書いた気もしますが、
旅から何事もなく帰ってこれたので、ひとまず更新。

12月25~30日旅行に行ってまいりました。
記事に1回でまとめると膨大な量になりそうなので、
少しずつ更新することにします。

12月25~26日:ボルドー
まずは、ボルドーの位置から…
CARTE.png
他二つの赤丸は、僕の滞在本拠地のディジョンと、パリです。

初日は、TGVでボルドーまで移動。駅に到着した時の写真。
Gare Bordeau
パリの雪の影響で、到着時刻が予定より1時間ほど遅れました。

ボルドーの市街地は、ガロンヌ河で2つに分れています。主に、河の西岸に街の中心的機能が集まっているようです。
ガロンヌ河沿いの町並みの風景。
Bordeaux.png
河に沿って大きく屈曲を描いています。写真中心には、路面電車の線路が見えます。ボルドーは、路面電車が整備されている街です。ディジョンでも、建設が進行中であるように、やはり環境・持続可能性のことを考え、バスから電車へと切り替えがなされているようです。フランスのゴミの捨て方を見ていると、環境のことは考えているのか!?と疑ってしまうのですが、少なくとも公共交通のレベルでは進んでいるのではないかなぁ…。聞いたところによると、フランスは、電力供給の約80%程度を原子力発電でまかなっているそうです。原子力と路面電車、この辺りに関して、フランスは思い切ったことするよなぁ。そして、路面電車はこんな形をしています。
Bordeaux tram
これは…ちんちん電車とは呼べないっ、というのが第一印象。実際、電車の挙動はとても静かです。僕の育ちは福井県の福井市で、路面電車のある市なのですが、広島県のように、市民・観光客の交通機関として十分に機能しているとは言い難い。もう少し何とかならないのかな、と思うのですが、やはり行政が思い切った介入をしない限り、民間レベルで社会のインフラを変えるというのは難しいのかなぁ…などと考えてしまいました(フランスはどの程度、行政が介入しているのか調べたわけではありませんが)。

ガロンヌ河に分けられたボルドー市をつなぐ橋のひとつ、Pont de Pierre 。
PONT.png
26日にはこのガロンヌ河沿いを北上し、ワイン畑を見に行くことになります。

26日の朝に撮った写真、聖アンドレ大聖堂 Chatédrale St André.
Catheacute;dorale
↓は25日の夜に撮った外観。
Catheacute;dorale agrave; la nuit
この日はクリスマスで、教会がそのための特別なミサの準備で追われていました。ミサの前に少しだけ中を覗けた写真が↓
Catheacute;
可能ならば是非ともクリスマスのミサを見学したかったのですが、残念ながら時間に追われていたため、そこまでは至りませんでした。

さて、26日。ガロンヌ河を北上する形でブドウ畑をドライブ。このために車をレンタルしました。
Vigno qui donne sur Garonne
畑の向こうにガロンヌ河が見えます。

これもブドウ畑の写真。
Vigno.png
ワインの国のブドウ畑…やっぱ広いわ。

本当のところは、5大シャトーと呼ばれる有名なワインの作り手の畑のどれかを見たかったのですが、ボルドー自体が広大なため、十分な下準備なしには探すのが難しく、また予定も詰まっていたために、この様な写真しか残せませんでした。少し心残り。
Chateau.png
さて、26日はボルドーの畑めぐりをそこそこに何をしていたかというと、サンテミリオン Saint-Emilion という、ボルドーの東に位置する小さな町を訪問しました。これを付け加えると、記事がさらに長くなるので、また日を改めて更新することにいたします。

おまけ。畑ドライブ中のひとこま。
Mouton.png

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旅行と、更新お休みの予定

12月25日から30日まで、旅行に出かけます。
なので、例外一回を除き毎週日曜には必ず更新してきましたが、

次回26日は更新しません。
もし毎週見ていてくれるという稀有な方がいらっしゃいましたら、
その人に向けて、お休みします、と宣言しておきます。

旅の予定を書いておきます。
フランスの国内旅行です。

25日:ディジョン → ボルドー
26日:ボルドー近郊を散策(ワイン畑が中心になる予定)
27日:ボルドー → トゥールーズ
28日:トゥールーズ → カルカソンヌ
29日:カルカソンヌ → ポン・デュ・ガール → アヴィニョン
30日:アヴィニョン → ディジョン

カルカソンヌは、ローマ時代からある城塞都市です。
アヴィニョンは14世紀に教皇の捕囚の場所(でっかい城壁に囲まれています)。
ポン・デュ・ガールは、ローマ時代の水道橋です。

この3点は世界遺産に登録されているとのこと。

来年1月2日に、更新が出来れば、旅行について更新できればいいと思っていますが、
確約はできません。


※追記 2010年 12月22日

リンク集を作り始めました。
個人様のブログの他、役立つフランス語・お楽しみフランス語サイトものせていくつもりです。


※追記 2010年 12月24日

今週、色んな人たちとブログ上でコメントを交換できたことで、
改めて気づかされたこと・考えさせられたことは大きな収穫でした。
コメント頂いた方には、改めてお礼申し上げます。

決して多くはないけど、読者様がいるということを改めて実感いたしました。
その人たちにも、説明しておいたほうが良いと思ったことを書いておきます。

日曜に更新を休む、ということをワザワザ何故ブログに書くか?

僕は日本にいる人たちと殆どコンタクトとっていないのですね(とりわけ両親です)。
僕が知る留学生の中には、定期報告を義務付けられている人も居る様です。
しかし、僕にとっては、必要ない。
なぜなら、ブログを定期的に更新することが、報告の代わりになっているからです。

このブログには、この様な意図が混ざっています。
それによって記事の質が落ちなければいいな、と思っていますが、中々うまく行かないものですね。

さて、
出発前の僕の部屋の様子を、パソコンのWEBカメラで撮影してみました。
Image18.jpg
泥だらけになるのは覚悟の上で、自転車が部屋の中に陣取っています。
前にも書きました通り、「旅行から帰ったら鍵が壊され自転車が盗られていた」という友人の教訓を活かし、
部屋の中に入れるというわけです。

31日は多分更新しないと思うので…では、皆さん良いお年を!

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タバコ番外編:フランス人の国民性を表す一文だと思われるもの

タバコ編は終わりだと思っていたら、
フランス人の国民性がよく出てるなぁ…と思わず頷いてしまった
(いや、むしろ笑ってしまった)
一文を見つけてしまったので、番外編を作ります。

問題は、タバコのパッケージの一文。
(これは日本でも売られているアメリカン・スピリットの刻みタバコです)。
impuissance.png
これをパッと見たとき何が言いたいのかよく分かりませんでした。

そこで、辞書を引くなりして少し考えました。

以下、解説しておきますが、これはとる人によっては、下ネタと考えられるかもしれませんので、
例のごとく、白字で解説を施しておきます。
(読みたいと思う方は、→ ← で括られている部分全体をコピーしようとしてみてください)。
全文を念のためもう一度掲載。
Fumer peut diminuer l'afflux sanguin et provoque l'impuissance.
→ 僕が意味を取れないと思った、問題は2点。
afflux (=殺到)と impuissance (=無力)です。
最初、僕はこれを見たとき、
「喫煙は血液の『殺到』を減じ、『無力』を引き起こす可能性があります」と読んだ。
しかし、これではどうも意味が分らない。
そこでよくよく考えてみた訳です。
afflux は、具体的に医学の用語になると、
「血液などの体液が、体の一部に多量に流れ込む現象」を指すようです。
だけど、これでは、何故「無力」になるのかよく分からない。
そこで、impuissance の意味を取り直す必要がある、と考えました。
これは普通は、puissance (「能力」)の対義語にあたり、「無力・無能」を表しますが、
別に意味があって、男性の性的不能、つまり「インポテンツ」の意味がある。
となると、「 afflux sanguin (血の大量流入)」は具体的に何を指すかもうお分かりですね…
これは、明らかに男性に向けて書かれてある文言ですね…
←(終わり)

こんな文言を貼り付けるとは…やるな…フランス人、侮りがたし。
いや、これも確かに、肺ガンが「命」に関わる健康リスクであるのと同様に、
ある意味「新たな命」に関わる健康リスクには違いないけどさ…。

☆ ☆ ☆

さて、極めて真面目に解説してきたつもりですが、さらに真面目にフランス語の語彙を補足。
sanguin, sanguine : 「血液の」という意味の形容詞です。
さらに、派生させておきますと…
sang : 男性名詞「血」を表します
sanglant, sanglante :形容詞で、「流血の」・「血まみれの」という意味です。

似た単語に、sanglot というものがありますが、これは意味が全然違うので注意。
sanglot :男性名詞で「むせび泣き」
sangloter :上の名詞の動詞化で「むせび泣く」

となります。

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冬休み、色々雑記

先週金曜日の夜辺りから、風邪に罹りました。
年に多くて1回風邪を引く程度の医者要らずの体質もあってか、
幸いにも殆ど熱は出ず、あっても微熱程度。
日曜に気だるさを覚えた以外は、
鼻水と咳だけという症状で、結局医者には行かず、
身の回りのことは全て自分でこなせる程度でした。

今も軽い咳だけは残っていますが、これは喫煙者の宿命…。

Vacances Scolaires といって、訳すと、「学校のお休み期間」に今月18日から入っています。
僕の通う語学学校もそれでお休みになり、来年1月2日までお休みです。

「暇で腐りそう…」という人も居ますが、25日から上述の通り旅行に行くこともあり、
また、僕は読書したりする時間が好きなので、暇はしていません。
暇という奴は、時間の使い方を変えたほうがいい!と断言しておきます。
学校がなくてもやれる事は多いはずです。
(それに僕は日本で出た大学の柄だと思いますが、
学校の勉強だけでは足りないと思っているので、やることを見つけるのは得意です。)

しかし、気分転換も必要なのでどうしているか、というと、
iPod をポケットに入れて好きな音楽を聞きながら散歩したり、自転車に乗ったりしています。
特に、ディジョンにもう半年もいるため、多少なりと土地勘も出来てきたのもあって、
色々と寄り道をしてみたり、知らない通りに入ってみるのに抵抗はなくなってきているので、
街の細々とした所にまで、目を向けられるようになってきました。

「ディジョンにはもう見るところ何もないよ」という声も聞きますが、
それは旅行ガイドに従って見るものを限定すれば、そうなるかと思いますが、
勿論、僕はそれに賛同はしません。
見るものを変えてみればいいだけのこと。
何気なく入っていった通りの中に生活の息遣いを感じられたりすると、
きっと街の見方は変わってくると思います。

なので、実をいうと、
僕は「あれを見なきゃ、これを見なきゃ」といった感じのせわしい旅行があまり好きじゃない。
「見るものは自分で見つけるもの」と思っているから。
こういう性格をしていると、旅行の計画を立てる、といった時には、もう無茶苦茶になります。
日本に居たときは、「最上の計画とは無計画でいることである!」
と割り切った国内旅行をするのが好きだったのですが(目的地だけ決め、宿すら現地に行って考える)、
さすがに、直近の旅行には他に人がいるし、言葉も自由にならないフランス内ということもあり、
ある程度の計画はしてあります。

さて、風邪と散歩の話が結びつくのですが、
21日火曜日に風邪ひき後のリハビリがてら、散歩してきた時に、
「あ、こういう何気ない日常生活の建物や風景ですら日本と全然違うのだから、
こういうものを写真に収めてブログに載せるだけでも、多分面白いんだろうな」
と思いついたのですが、残念ながら、その時カメラを持っていなかった。
なので、今度この趣旨のことをやってみようかと思っています、と予告しておきます。

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お勧めフランス語サイト

旅に出る前に…

フランス語が読める、という人にお勧めのサイトを紹介しておきます。
このサイトは結構人気のようで、書籍化されていたりもします。

http://www.viedemerde.fr/

タイトルは

Vie de merde です。訳すなら「くそったれの人生」とでもなるでしょうか。

多少下品なタイトルですが、内容は様々で、
日々の生活のちょっとした困り事を面白おかしく綴るという投稿サイトです。
たまに財布スラれた…とか結構笑えない内容もありますが…。

「今日(Aujourd'hui)…(内容)…VDM(Vie de merde の略語)」という形式になっています。

これは楽しみながら日常的なフランス語の勉強になるので、お勧めです。
(勿論、フランス人も口語的に書いている場合と、きちんと書記法に則って書いている場合の2通りありますので、ここに書かれた書き方をそのままマネしてもいい、というわけではありません)。

カテゴリを見てみると…

・恋愛
・お金
・子供
・仕事
・健康
・セックス(!)
・未分類

となっています。まぁ、セックスが入っているあたりフランス人らしいというかなんというか…。
従って、下ネタが混ざっているので、この手の話題に敏感な人は要注意。

目についただけのものを少し訳しとくと…(忠実には訳していません)

・今日、彼氏に理想の女性像を聞いてみた。彼が答えるには、「君だ、服を脱ぐ前のね」VDM。

・今日、僕はピザの配達人として働かなくてはいけないのに、雪が道路に20センチも積もっている。もし、配達に30分以上かかれば、ピザは無料になってしまう(la pizza est offerte) VDM。

・今日、僕の家の前には70センチの雪がある。僕は山に住んでいるわけではない。ただ、除雪車が通って、雪を全部僕の家の戸口に押しやったのだ。VDM。

・今日、家族の食事のときに、みんなが僕の名前の由来を聞き始めた。僕は知らなかったので、お母さんが僕の代わりに答えた。それによると「あなたの名前は、墓地を散歩しながら、墓石の上で見つけたのよ」VDM。
(実際にこの書き込みは、書記法として正しいとは言い難いものでした。)

・今日、私の車の霜取りをさせるために、息子に2€を与えた。息子は霜取りをやってくれた……与えた2€硬貨を使いながら。VDM。

・今日、私はついに家の裏側に植わっている木の枝を切ることにした。私は、枝を切り始めた。全部の枝だ。梯子が掛けてある枝さえもだ。VDM。

と、まぁこんな感じです。
何処まで話がホントなのか分りませんが、少なくとも面白くなるように、工夫して書いているのは確かだと思います。

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タバコ3:フランスのタバコ

予告通り、タバコ編最終回。
嫌煙家の人には反発を買うくだりかもしれませんが、
フランスの大喜劇作家、モリエールの「ドン・ジュアン」(1665年初演 パレ・ロワイヤルにて)
の冒頭部分の引用から始めます。訳は私の訳です(間違ってたらごめんなさい)。

Quoi que puissent dire Aristote et toute la Philosophie, il n'est rien d'égal au tabac : c'est la passsion des honnêtes gens, et qui vit sans tabac n'est pas digne de vivre. Non seulement il réjouit et purge les cerveaux humains, mais encore il instruit les âmes à la vertu, et l'on apprend avec lui à devenir honnête homme.

「アリストテレスとあらゆる哲学が、なんと言い得ようとも、タバコに如くものはない。これは誠実な人々の情熱であり、タバコなしに生きる者は生きるに値しない。タバコは人間の頭脳を楽しませ、浄化するだけではなく、さらには、魂に真理を教える。タバコとともに、誠実な人になることを学ぶものだ」

1665年の時点でこんな台詞が成立するんですね…
勿論、これが喜劇であるということを忘れてはなりません。

昨今のタバコに対する動きがどうあれ、
我々の文化の一部も、タバコの吸殻の上に成り立っているのも、また事実でしょう…。

さて…

日本も、ついに大幅に値上げしましたね。
マイルドセブン270円時代を知っている自分としては、
やはり440円は高い…と思います。

しかし、フランスはもっと高い。
一箱5€40~80セントくらいします。
しかも、最近になって日本ほどではありませんが、小幅な値上がりをしました。
1€、112円換算ならば、一箱630円くらいでしょうか。

が、前にも書きました通り、フランスは世代を問わず愛煙家の多い国。
そこで、フランスに来て初めて見たタバコに吸い方を紹介します。

まずは普通のタバコ。
僕が日本にいたときに好きだったもの…
IMG_0993.jpg
日本と同じく、健康被害のことが、箱の下部を占めています。
訳すと、
「喫煙は健康を損ないます」(左)
「妊娠中の喫煙は胎児の健康を損ないます」(右)

気になる語彙
tuer :「殺す」という意味が第一にありますが、この意味をとる場合、普通は直接目的語が必要です。
  「健康を徐々に損なう」という意味もあり、この場合はこれです。
  しかし、この語彙を用いることはインパクトありますね。
grossesse:「妊娠」という意味です。
  形容詞として、gros, grosse 「大きな」とか「太った」という意味があり、それの名詞化です。
  なので、これで「妊娠」を指すと知ったときは…(以下略)。まぁ的を得てはいますね(苦笑)。
  ちなみに、ディジョンの中心街で、マタニティ・ドレス専門店と思しき店を見かけました。
  勿論、今のところ用はないので、「ふーん」といった感じで通り過ぎましたが、
  妊婦さんもちゃんとお洒落ができるようです。
nuit:「夜」ではありません。
  原形に戻すと、nuire という不規則活用の動詞です。
  nuire à で、「何々を傷つける、損なう」という意味になります。

IMG_0994.jpg
同様に裏面も訳しておきます。
「喫煙は重篤な肺ガンを引き起こします」(左)
「喫煙はあなたとあなたの周囲の健康を損ないます」(右)

日本のタバコの箱は、バカ丁寧に、
・厚生労働省のホーム・ページのURL
・医学的・統計学的数字
を掲載してますが…こんなご苦労なことは果たして、
喫煙者を禁煙に向かわせるのにどれほど効果があるのだろうと思いました…国民性かな。


さて、本題。
フランスに来てから、これはメンドクサイがいい、と思ったタバコを紹介しておきます。
まずは外装から…
IMG_0996.jpg
これはオランダのタバコのようです。
40g入って7€80。他に30グラム入りで5€80くらい。

例のごとく、下部の訳をつけておきますが、少し見にくいので全文を載せておきます。

Votre médecin ou votre pharmacien peuvent vous aider à arrêter de fumer.
「あなたの医者と薬剤師が、あなたの禁煙を手助けすることができます」

気になる語彙
pouvoir :この一語が入っていることによって、ニュアンスが出てます。
  つまり、この場合は「可能性として出来る」のであって、「能力として出来る」わけじゃない。
  言い換えると、
  病院や薬局に行けば、禁煙が必ずしも成功するわけではないですよ…という含みまである。
aider :この単語を使うときは注意しましょう。
  aider + qqn + à INF で「誰々が何々するのを助ける」
  人が直接目的語であること、前置詞が à をとることに注意。

さて、この中には何が入っているかというと…

IMG_1002.jpg
ただのタバコの葉っぱのみが入っています(香料等はブレンド済み)。

どうやって楽しむのか?
パイプにつめて吹かすのも一つの方法でしょう。
が、大方のフランス人は、別の方法を取ります。

そこで必要になるのがこれ。
fouilles.png

中には…、
fouilles 2
小さい紙切れが入っています。100枚いりで、1€10セントほどです。
紙の下方の、色が少し黄ばんでいるところには、ノリがついています。
日本の切手のように、濡らせばくっつくタイプです。

この紙切れにタバコの葉っぱを載せて、くるくると巻きます。
du tabac mis en fouille
この時、何度か、タバコの葉を紙の上で転がしながら、タバコの葉を詰めるという作業をします。
これには慣れが必要なようです。
以前、語学学校の愛煙家の先生に
「お前、巻くの下手だなぁ、タバコの形になってないじゃないか」と言われました…。

そして、最後に、ノリの部分を軽く舌で舐めてくっつけ、
タバコの形にします。
rouleacute;
出来上がり。

個人によってはフィルターをつけたり、つけなかったりします。

これは単純な比較に過ぎませんが、
40グラムのタバコの葉で、紙にもよりますが、
大体60~100本くらいのタバコが作れるようです。
つまり、タバコ3~5箱分に相当するのではないかと思います。
7€80+1€10=8€90.
なので、手間を除けばこちらの方がずいぶんと経済的です。

多分、税金のかけ方が、違うんでしょうね。
巻紙に税金がかかるとは思えないし…。

なので、代替案としてお薦めできます。
勿論、吸わないのが一番ですがね…。

フランス人は、葉と巻紙の組み合わせにこだわりがあるようで、
タバコ屋に行くと、かなりの種類があります。

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フランス語の「正しさ」

これはどちらかと言うと、突っ込んだフランス語の話。
で、しかもちょっと抽象的な内容。

語学学校にそこそこいると、こういうことがよくあることに気づきます。
「あれ?この先生の言ってることは、あの先生と言っていることと違うぞ?」

例えば、信念系の動詞(croire, penser 等)で、従属節の中身が問題になるとき、
この動詞が接続法をとる、直説法しかとらない…といった説明は、
個人差があったりするみたいです。

以前に、フランス語で書く授業で、
admettre que (「~を認める」の意)の中身を接続法で書いたところ、
「admettre は直説法だぞ」と訂正されました。
そこで食い下がって、「いや、これは僕は全面的には賛成じゃないから、接続法なんだ」と抗弁しました。

しかし、首を傾げているので、とりあえず、僕が折れる形で、直説法に書き改めました。

結局正しいのは、僕。(詳しくは辞書を見てください)。
議論の筋を見て、それが全面的に認められるわけじゃない、ということに納得したうえ、
恐らく、辞書で調べたのでしょう…。
添削の結果を見ると、「接続法でOK」と書いてありました。

こういうことはよくあるのだろうと思います。


ここから、ちょっと僕の個人的な考えを広げますと、
ここにフランス語に対する、先生のスタンスの違いを見たような気がしました。

フランス語は、異常とも言えるほど、整備された言語です。(cf. アカデミーフランセーズの存在)
過去の蓄積を辞書という形で残している。
ちょっとカッコつけた言い方してみますと、過去の遺産を、未来の可能性として保存している、
とでも言えましょうか…。

まぁ、どの言語にも言えることなんですが、
表現の可能性(過去の蓄積)というものは、一人の個人が扱い得る範囲を完全に超えてしまっている。

そこで、一個人たる教師が取りうる道は、2つでしょう。

1.現在よく使われる用法としてのフランス語を教える
2.自らの表現の拡張を怠らずに、可能性としての言語を教える

1の尺度で見た場合、現在の用法を少しでも外れた用法は、「間違い」とみなされる。
しかし、2の視点から見た場合、それは「正しい」。
上記の、 admettre que +接続法 は、恐らく1の視点に立てば、
あまり使われないから「間違い」となる、と推測できます。

まぁ、大抵の教師が1の視点に立っていると思いますが、2を教える先生もいないわけではない。

そこで、生徒としては、稀に混乱させられるという訳でしょう。
2のタイプの教師が教えたことは、1のタイプは「間違い」という。

あまり大きな声では、言えないことですが、
教師を疑うことを知らない素朴な人ほど、この手の混乱には陥りやすいようです。
僕は、それでも自分が正しいと強情を張る教師は、
教壇に立つことは権威を振りかざすことと勘違いしている、と思ってます。
「正しさ」とは往々にして権威に定義されることがあるものです…。

勿論、現在的な用法に適った言語を学ぶことも大事です。

以上を総合すると、先生の言うことには、時に但し書きをつける必要がある、となるでしょうか。
言い換えると、「この先生とあの先生が言うことは違う、従って、どちらかが間違っている可能性があるか、現在的用法の観点から言えばこの表現が正しいかどうかは自明ではない、のいずれかである。」

つまり、僕は教師を疑っていま(略)。
いいんです。ここはデカルトの国ですから。

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フランス語になった日本語

ラジオを聞きながら、

ストックホルムで自爆テロがどうのこうの…というニュースを聞きました。

そこで、自爆テロの行為を差す形容詞・名詞に

「神風」Kamikaze という言葉が使われていました。

うーーーーーーむ。。。

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タバコ2・マナーについて

タバコは、世界的に喫煙者が減少傾向にあるでしょうが、
恐らく、そう簡単には潰せない産業の一つでしょう。

特に、イスラム教徒の人たちを見ているとそう思います。
お酒が禁じられている彼らにとっては、間違いなくタバコはひとつの楽しみであるようです。

今日はマナーのお話。

「マナー」といっても、日本の場合は、まず最初に法律が先行し、
その後、人の行動が規制されるという手順になっているので、どちらかと言えば、
マナーというより法律だと個人的には思っています(例えば、健康増進法)。

まぁ、ここでは、タバコに関わる人々の行動と場所を取り上げてみようと思います。


・人

まず、喫煙者は僕の目に映る限りでは、多く思えます。
老若男女問わず、タバコを吸っている人の姿をよく見ます。
口にするタバコも様々で、始終葉巻を口にくわえたまま、という人もみます。

フランスでは18才から、酒・タバコともに許されます。
なので、場合によっては、高校生(リセ)でもタバコが法的には吸えます。

お年寄りの割合は、日本より高いんじゃないのだろうかと思うほどです。
体に悪いのは、勿論承知の上、それでも吸ってしまう楽しみ(悪癖)のようです。

フランスに来てからよく目立つのは、タバコの点火やタバコそのものを赤の他人に頼む、という光景。
火は、年齢層関係なく頼む人が多いですが、
タバコそのものの物乞いは特に若い人に多いようです。

火を頼まれたときには、応じることにしてますが、
物乞いに関して言えば、ウンザリしてきたので、無視するか、
時にわざと空箱を捨てずに取っておき、
頼まれたら、わざと空箱を出して「もうないよ」

と言い、内心では、この野郎め、テメェにはくれてやんねーよ、と思うことにしています。
さすがにこれを口で言ったら、気の短いフランス人に何されるのか分らないので、
言わないことにはしていますが。


・場所

タバコは、公共性のある施設内では、原則禁止になっています。
なので、フランスに来る前は、きっとタバコは吸えないのだろうな…と思っていたら、
事実はその逆でした。
「施設内」が禁止されているだけで、
屋外には何の規制も在りません。

カフェやレストランに行くと、ディジョンの多くのカフェは、屋外席が設けてある。
そして、そこに人が溜まる!
店内を見てみるとガラガラ、外の喫煙席で皆、飲食しています。

これはこれで問題があって、深夜であろうと、外に人が繰り出してしまうため、
カフェの近隣住民と騒ぎをしている客(たまにスタッフも騒いでいる…)の間で、
騒音問題が起きているようです。
もし、アパート等を中心街で借りようとする場合は、近隣にカフェがないかどうか、
チェックしてみると良いかもしれません。

ところで、今は冬。
さすがにこれだけ寒くなれば、屋外組みは減るだろう!
と思っていたら、甘かった…フランス人タフでした。

店先にテントを張って、屋外用ヒーターをガンガンに入れている店舗をよく目にします。
これじゃあ、屋内を禁煙にしている意味が薄れるだろう、と思うのですが、
恐らく、喫煙席を設けられるかどうかは、店にとっては死活問題なのでしょう。
フランス人はタバコと共に屋外を好むようです。


・ポイ捨て

ゴダールの映画『勝手にしやがれ (A bout de souffle)』(1960年くらい)を見たときに、
軽くショックを受けた主演二人の行動を今でも覚えています。
カフェの屋内の床にタバコをポイっと捨てる、
アパートの2階の窓から火のついたままのタバコをポイっと捨てる。
この国は何なんだ!と思ってしまったわけです。

施設内が禁止されたので、事情は変わっているはずだ!と思い込んでいたら、
そういう訳でもありませんでした…。
今でも、フランス人は屋外であれば、タバコをポイポイ捨てます。

あるカフェの屋外席に座ったとき、灰皿があるかどうか尋ねました。
そうしたら、返ってきた答えが豪快で…
「うちには灰皿はない。地面に捨てればいいよ」。
自分の周り地面を見てみると、あらあらあら…。
確かに、灰皿を一枚一枚洗うのと、店を閉めるときに掃き掃除をするのと、
どっちが手間がかかるかといえば、どっちもどっちでしょう(灰皿の有無は店によります)。

定期的に掃除されている場所ならば、吸殻は目立たないのですが、
そうでなかったら、結構凄いことになっています。
例えば、舗道脇の植え込み、大学の図書館の前の地面。
山盛り…とはなっていませんが、吸殻がかなり溜まっているのが目立ちます。


最後に…
フランス語で表現。
タバコを頼まれたときに、こう言ってあげましょう。

Ce(tte) putain de mendiant(e) !
訳→このくそいまいましい物乞いめ! ←(白字で書いてあります)

これを言って、殴られても責任は持ちませんので悪しからず。
※文学作品で出てきたので書いています。

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クリスマス商戦

明日はタバコの話の続きを書きます。
クリスマス。フランスでは「クリスマス」とは言わずに、「ノエル Noël」と呼ぶのが普通です。
ですが、ここでは、「クリスマス」と呼ぶことにします。

クリスマスのプレゼントは、年間の売り上げのかなりの割合を占めるようで、
どこのお店も飾りをして、客を呼び込もうという姿勢がうかがえます。

ラジオでも、よく今年のクリスマスのプレゼントの話題をしています。
今年は、どういう傾向にあるかということをよく話し合っています。
フランスは、「経済危機 la crise économique」のため、
やはり娯楽用品よりは、生活必需品(衣類)などが今年の傾向なようです。

11月の末から、街中では、クリスマスの飾りの明かりに灯り始めました。
実際、街を歩いてみて、飾りの必要性を納得しました。
というのも、フランスの冬はどよーんと曇りがちな日が多く、空が寒々としている…。
さらに、夕方の5時前後には、日が沈んでしまう。
まだまだ夜はこれからというのに、もし街の電飾がなければ、気分も沈むわ…。
どれだけの効果があるのか分りませんが、電飾は恐らく財布の紐をゆるくしているのだと思います。

聞いた話によると、クリスマスはフランスの全体の売り上げの4分の1を占めるとか。
うーむ。

大体、フランス人の1年の経済サイクルはこんな感じでしょうか…

7~8月:ヴァカンス
9~10月:ヴァカンス帰り・入学・新学期のための買い込み
12月:クリスマス

凄くはっきりしてる…。

さて、僕はと言えば、
クリスマスは、ディジョンは寒いので、
フランス南部にある世界遺産を見て回ろうと思っています。
その報告は、また新年に。

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タバコ情報1

実は、私は喫煙者。
踏ん張らなきゃいけないときなど、
ついついタバコに頼ってしまいがちで、なかなか止められないです。

フランス語には、こんな諺があり…

L'habitude est une seconde nature.

「習慣とは第二の自然(本性)である」
誰の言葉だったか、忘れてしまいましたが、悪癖も自然に…

ということで、タバコの話。
都合3回ほどに分けて、タバコの話をしようと思っています。

1.タバコ屋
2.タバコのマナー
3.フランスのタバコ

1回目の今日は、タバコ屋の話。

タバコ屋といえば、日本のイメージだと、
自動販売機・コンビニに取って替わられ、店を閉めているところが、多いというイメージですが、
フランスのタバコ屋は、まだまだ元気。
というか、タバコ屋を潰そうと思ったら、結構大変だろうな、というほど、生活にタバコ屋が根付いている。
それは、喫煙者が多いからというわけではなく、フランスのタバコ屋は日本のと違って、多機能だから。

だいたい…僕が見た限りでは、

・タバコと喫煙具
・新聞・雑誌・本(アダルト雑誌も…)
・ナイフなどの小物
・公的機関の収入印紙
・チャージ式携帯のチャージ
・ノートやペンなどの文房具
・傘
・ロト(宝くじ)
…etc

が扱われてます。

大学の近くのタバコ屋だと、
ノート・ペンを置いてある(少し高めですが)のは、なかなか理に適っていると思います。

一方で、高級品に特化したタバコ屋もあり、
高級万年筆(モンブランとか)、高級喫煙具(ダンヒルとか)だけを扱った思い切ったタバコ屋もあります。
特に、中心街に行くと、数十歩ごとにタバコ屋があり、個性化をはかるために、タバコ屋ごとに特色があり、面白いです。

以前、タバコ屋で雑誌を見ていたときに、突然小学生くらいの子供二人が駆け込んで来てビックリしました。
何の用事があるのか、と観察していると、彼らの目的は駄菓子…。
タバコに用はなくても、タバコ屋は重要なようです。

雨が降って傘がない!といったとき、避難がてらに、タバコ屋を冷やかしてみるといいかもしれません。

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