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旧ディジョン日記(移転しました)

以前フランスの地方都市ディジョンでフランス語を学んでいました。

地震とツイッター

 地震があって、僕の生活もそのニュースに釘付けの日々がちょっと続いて、ペースが完全に乱れてしまったわけですが、ぼちぼち普通のペースに立て直そうと思います。勿論、事態はまだ進行中なので安心しているわけではないです。むしろ、海外にいるとどうも日本のメディアからの情報は自分から積極的に取り込まない限り得られないという点、海外と日本の政府・メディアの情報のズレている点も手伝って、余計に落ち着きません。が、勿論自分の生活も大事なので、無理矢理落ち着けようとしているところですね。

 この機会にツイッター始めてしまいました(フランス来た当初は始めるつもりは全くなかったんでが)。ツイッター…凄いですね。

 デマの情報源になっているのも確かでしょうが、僕が感心を通り越して驚かされたのは、例えば放射線のリスクに関して、正しい情報を得よう/流そうとする人たち。東大の早野教授のツイッターをずっと見ているのですが、ツイッター内でのその影響はかなり大きいのではないか、と推測しています。専門用語が飛び交うことも多く、中々書き込みを全部追うのは難しいのですが、事故発生から数日(が最も頻繁だったと記憶しています)の間、東電発表の必ずしも十分とは言えないデータを整理し、グラフ化し、状況の把握に努めていらっしゃいました。その上で、不安を抱える人たちの質問に答えていたりと八面六臂のご活躍。勿論、早野先生も判断出来ること出来ないことがあり、健康リスクについての判断が本格的に求められる状況になった中、「東大病院放射線治療チーム」なるアカウントが組織され、こちらのほうも出来るだけ冷静な判断を促すような書き込みをなされていました(勿論、それ以外にも専門的知識をお持ちの方が多数ご活躍されていたのだと思いますが、僕が見ていたのは主にこれらのアカウントなのでご紹介できません。申し訳ない)。

 こうした動きこそリアルタイムでブログに書き込むべきだったのでしょうが、僕自身がすっかりこの災害の一連の報道の推移に縛り付けられると同時に、無力感に襲われてしまって、途中からブログのことなんかすっかり失念してしまいました。

 まぁ、僕のツイッターアカウントは公開するほどの物でもないので、さておき(まだ、完全に独り言のメモ書きの範囲を出ておりません)、事態の良き方向への推移を見守りつつ、ブログは通常のネタを次の日曜から再開したいと思います。

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